ストーリーダンジョン

大塚角満の熱血パズドラ部 第862話

 

パズドラの山本大介プロデューサーが、

山本さんのツイート

↑このようにつぶやいてくださったので、やっと、堂々と、ストーリーダンジョンについて語れることになりました!!

現在、大好評配信中のパズドラのストーリーダンジョン、シナリオを書かせてもらったのは、山本さんのつぶやきにある通りわたくし、大塚角満であります。

シナリオを書くまでの経緯

“特定のキャラクターを主人公にした、ストーリー性のあるダンジョンを”

という話を最初に山本さんから聞いたのは……もういつだったのかわからないくらい、昔のことだと思う。いつものようにふたりで酒を酌み交わしているときに出た話で、

「そのときは大塚さん、よろしくお願いしますね」

そんなことを、山本さんに言われたんだよな。

それからけっこうな時間が流れ、俺の頭の中からストーリーダンジョンの話が消えかけていた今年の春ごろ、ウチの事務所で話をしていたときに山本さんがつぎのように述べた。

「そうだ! 前に話したストーリーの話、いよいよ本格的にお願いします!」

俺は、(そういえば以前、そんな話をしたなぁ……)とかつての会話を頭の中で反芻しつつ、「お! いいですね! やりますか!」と脊髄反射的に安請け合いをした。そしてそう言いながらも内心、

(とは言え、かなり先の話だろうな……)

とぼんやりと考えていたのである。すると、そんな俺の思考を読んだかのように、山本さんはつぎのように続けたのだ。

「ではさっそく、開発メンバーを招集します! お手数ですが近日中に、ガンホーに足をお運びください!!」

俺は驚いた。

「パズドラのストーリーを俺が!!?」

ということはもちろんなのだが、それ以上に、

「そうと決めたらこの人、ホントにフットワーク軽いな!!!」

と、山本さんの動きの速さにビックリしたのである。

ソニアに決まるまで

そして実際、この会話を交わした数日後に、ガンホーの会議室にストーリーダンジョンの中枢メンバーとなる人たちが招集された。俺と山本さん、そして、この日初めて会ったディレクターの水谷さんの3人だけどw 本格的な夏が到来する前の爽やかな五月晴れの日で、俺は自分の事務所で折り畳み自転車を組み立て、ウキウキとサイクリング気分でガンホーに赴いたことをいまでもよく覚えている。

この日から、“パズドラ初のストーリーダンジョン”の開発が始まった。

俺の役目は大きく、

・世界観設定
・登場キャラ選定
・シナリオ執筆

この3つで、毎週のようにガンホーに自転車で乗り付けては、山本さんや水谷さん、そして途中から加わったいろいろな方とブレストをしつつ、世界観とシナリオを固めていったのだ。

ちなみに、栄えある最初の主人公を誰にするのか……に関しては、関係各位からいろいろな意見が出た。最終的には全員が納得して、

「ソニアで行きましょう!!」

となるのだが、そこに至るまでにさまざまなパターンで議論をしたんだよな。実際、俺のPCのテキストフォルダには、世界観とプロットをかなり書き込んだ“ハク編”のテキストなどが入っていて(けっこうシリアスな設定で、いま配信されているソニア編とは一線を画す作りだったりするw)、

「本格的にソニアで書き始めるまでに、いろいろとやったんだよなぁ~……w」

と、いまソニア編を遊びながら、ちょっと遠い目をして思い返したりしているよw

王道のストーリーを

……って、こういうことを書き出すと止まらなくなるな!!w

俺がゲームのシナリオに本格的に関わったのは、パズドラのストーリーダンジョンが2作目だ。そういう意味では多少のノウハウもあったのだが……やっぱりパズドラとなると、ちょっと話が違ってくる。ユーザーの数が桁違いだし、ファンの年齢層も少年少女からおじいちゃんおばあちゃんまで、べらぼうに幅が広い。そんな、あらゆる層の方に受け入れられつつ、ゲームプレイの邪魔にならないシナリオとはどういうものなのか……?

開発メンバーの方々と議論をしつつ、最終的に行きついたのは、

「少年誌にあるような、王道のシナリオでいきましょう」

というものだった。

そして、あれやこれやと考えながらテキストを書き始めるわけだが……。

長くなりそうなので、今日はこのへんで^^;

需要があれば、続きも書きます!

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